おすすめは地方都市への転職?介護職は人材不足らしい?

ニュースなどでもよく話題になる介護職の人材不足。いわゆる団塊の世代が75歳以上になる2025年には、概算で38万人の介護スタッフが不足すると予測されています。現在でも、特養(特別養護老人ホーム)の約75%が、介護職員が不足していると考えています。むしろ介護スタッフが足りていると感じている施設の方が珍しいという状況です。高齢者の人数が増えていくため、これから不足感はますます強まっていきます。

介護職員の不足を解消するため、国としても様々な政策を打ち出していますが、いまだ、抜本的な解決策は出ていません。有効求人倍率をみると、右肩上がりで求人は増えています。有効求人倍率とは、職を求めている人と、企業側が求めている人数の比率のことです。求人倍率が高いほど、需要がある仕事だと言えます。介護職は有効求人倍率が高く、将来性のある仕事ですが、特に東京都、大阪府など大都市圏で有効求人倍率が高い傾向があります。都会の方が介護職の求人は多いようです。地方では求人数が低くなりますが、地方都市は例外です。

地方都市の介護業界では、大都市圏と同じように売り手市場が続いています。安定した求人数があり、人手不足に悩む施設や事業所が増えています。2025年に向けて人手不足を解消するため、未経験者や介護福祉士などの資格を持っていない人も積極的に採用する施設や事業所が増えています。これから転職を考えている人、未経験からでもチャレンジできる地方都市での介護職を視野に入れてみてください。また、移住等についての情報がまとめてあった需要増加?!介護職で地方都市からリスタートも見てみると役立ちそうです。